2015.06.18

登山に必要な装備

雨具、防寒着、ヘッドランプ、地図は必須です!

  • 出発前に必ず装備のチェックをしておきましょう。古くなった装備は壊れていることがありますので、出発前に状態を確認しておきましょう。
  • 3,000mを超える富士登山では、天気が急変しやすく、また下山が遅れる可能性もあるので、下記の装備を整えましょう。
【靴】
 登山靴、
 トレッキングシューズ
  • 底が硬いハイカットのもの。ハイカットでない場合は、砂利が靴の中に入ります。「砂走り」や「大砂走り」を下る場合は、スパッツで靴の中に砂利が入るのを防ぐと良いでしょう。
  • 富士山は火山砂利のため、スニーカーなどの底の薄い靴は穴があきます。サンダルは不可です。
  • 古いトレッキングシューズは靴底がはがれる可能性があります。登山前に靴底を必ず確認しましょう。
⇒日本スポーツ用品工業協会(トレッキングシューズの寿命と応急処置)(pdf 1,599KB)
【雨具】
 セパレートタイプのもの
  • ズボンと上着に分かれたもの。富士山では風が非常に強いので、耐久性の高い登山用の雨具が望まれます。
  • 富士山は風が非常に強く、ビニールのレインコートは風にあおられて破けます。また、風が強いため、傘やポンチョなどは役に立たないことがあります。
  • 汗で濡れにくい防水透湿素材のものが望まれます。
【服装】
 防寒着
  • 日の出前の山頂は真夏でも零度以下になることがあります(2014年8月28日 最低気温 氷点下1.3度)。
  • 登山口の五合目と山頂の気温差は昼間で9度、夜間では13度以上になります。雨や風の場合は体感温度がもっと下がるため、十分な防寒着を持参する必要があります。
  • フリース、セーター、ダウンジャケット、防寒用の帽子、手袋、ネックウォーマー、レスキューシート(サバイバルシート、500円程度)など。 
  • レスキューシートは、降雨や強風等の悪天候で危険を感じた登山者が山小屋へ避難できない場合に、死の危険を防ぐ可能性があります。
【肌着等】
 速乾性のもの
  • 化繊などの速乾性のものが望まれます。
  • 綿素材の肌着やズボン、シャツなどは、濡れると乾きにくいため、体温を奪う原因になります。
  • ジーンズは特に乾きにくいため不可です。
【帽子】
 日除けの帽子
  • 樹林帯を抜けると登山道には遮る物が無くなるため、登山者は強い日差しにさらされます。熱中症や日焼け防止のため、帽子を忘れずに。
【ライト】
 ヘッドランプ
  • 夜間まで行動する予定がない場合でも、ヘッドランプは必ず持参してください。登山道の渋滞や体調の悪化により、予定よりも下山が遅れる可能性があります。日没を過ぎると急速に暗くなり、ライトを持っていない場合には、足下が見えず歩行することが出来なくなります。
  • 急な岩場では両手を岩について登ることもあるため、懐中電灯など手にもつタイプは避け、両手が自由になるヘッドランプ等を持参してください。
  • 予備の電池も持参しましょう。
【水】(1~2L)
 水分補給用など
  • 登頂を断念する最も多い原因が高山病です。高山病を防ぐため、登山中はこまめに水分を補給することが重要です。
  • 富士山には水場や水道はありません。飲料水は各自で持参するか、山小屋で飲料水を購入しましょう。
  • 怪我をした際の洗浄用などとしても使用できるので、スポーツドリンク等だけでなくミネラルウォーターも持参しましょう。
  • 空いたペットボトルはゴミとして持ち帰りましょう。
【行動食】
 手軽に食べられるお菓子など
  • チョコレート、ナッツ、クッキー、キャンディーなどカロリーが高いものが望まれます。疲れたときは、甘いものが効果的です。
  • 汗をたくさんかくので、塩分を補給できるものも忘れずに。
【ゴミ袋】
 ゴミ持ち帰り用
  • 登山の際には必ずゴミ袋を用意し、自分で出したゴミは自分で持ち帰るようにしてください。
  • ゴミをトイレなどに置いていくのは厳禁です。弁当の空箱も持ち帰ってください。
【お金】
 小銭、現金
  • トイレのチップ用に小銭(100円玉)の用意を。
  • ほとんどの山小屋では支払いにカードは使えません。
  • 山小屋の宿泊費、飲料水などの買い物のために現金の用意を。
【地図など】
 登山地図、コンパスなど
  • 富士山の登山道は一本道ではありません。道に迷わないよう、地図で現在地を把握しながら歩きましょう。
  • 距離やコースタイムが記載されている地図が便利です。
  • 視界が悪い際など、コンパスが有効です。




【その他】
 
 
 
 
 
サングラス、
日焼け止め
  • 樹林帯を抜けると遮る物が無くなり、強い日差し(紫外線)にさらされます。 紫外線は疲労の原因になるとも言われていますので、日焼け対策は重要です。
  • サングラスは紫外線カットのレンズの物を着用しましょう。レンズの色が濃いだけでは効果はありません!
携帯電話
  • 万が一、救助が必要になった際や友人とはぐれたときに役立ちます。
  • 電波が入りにくい箇所もあるため使わないときは電源を切っておくとバッテリーの消耗を防げます。
  • 念のため予備のバッテリーも持参しましょう。
医薬品、
健康保険証
  • 富士山では転倒による外傷や捻挫が多いため、万が一の怪我のためにファーストエイドキット(応急手当キット)を持参しましょう。
  • 頭痛薬、腹痛薬など普段飲み慣れている薬も併せて 持参を。
タオル
  • 汗をぬぐう他にも、緊急時には包帯や三角巾の代用にもなります。
  • 薄手の手ぬぐいでも可。
防水バッグ
  • 濡れると困るもの(衣類・カメラなど)を入れるのに役立ちます。
  • 小物用であれば密閉できる食品用保存袋でも代用可能です。
 

万が一の噴火にも備えましょう!

  • 富士山は活火山です。突発的な噴火などに備えて下記装備を持参することを推奨します。

【ヘルメット】
 落石・防災用
  • 突発的な噴火などに備えてヘルメットを持参しましょう。ヘルメットは落石や転倒の際も頭部を守ってくれます。
【マスク・ゴーグル】
 防塵対策用
  • 突発的な噴火などに備えて防塵マスク・ゴーグルを持参しましょう。マスク・ゴーグルは砂ぼこりの多い下山道でも役に立ちます。 
  • ヘルメット無料貸出【吉田ルートのみ】
    • 富士山六合目安全指導センターにてヘルメットの無料貸出を行っています(数に限り有り)
       ※デポジット制(預り金:3,000円/個):返却時に紛失、破損等がなければ全額返金
     

さらなる工夫でより快適で楽しい登山を!

  • その他にも下記のような装備があるとより快適な登山をすることができます。

     

【スパッツ・ゲイター】
 砂利侵入防止用
  • 砂利が靴の中に侵入するのを防いでくれます。特に「砂走り」や「大砂走り」では有効です。
【ストック】
 負担軽減・転倒防止用 
  • 登山は足への負担の大きなスポーツです。ストックは膝への負担を軽減してくれます。特に下山時に有効です。
  • ストックを利用することでバランスを保ちやすくなり、転倒防止にもなります。
  • ダブルストック(2本)だと、より安定します。
  • 植生、登山道の保護のためキャップは必ずつけましょう。 
【耳栓】【アイマスク】
 山小屋での就寝時用 
  •  翌日の登山に備えて睡眠はとても重要です。雑音で眠れない心配がある場合は耳栓があると安心です。 
【魔法瓶・カイロ】
 寒さ対策用
  • 3,000mを超える富士山は想像以上に気温が低くなります。特に御来光を待つときはかなりの寒さです。 服装だけでなくカイロや温かい飲み物なども寒さ対策に役立ちます。