2023.06.19

富士登山のためのトレーニング

日頃からのトレーニングで富士登山を快適に!

富士山の登山者の特徴のひとつとして、登山初心者が多い点があげられます。標高3,000mを超える富士山は、決してやさしい山ではありません。山頂まで登り切る体力を日頃から整え、登山に慣れておくことが必要です。

  • 下山時の事故防止のためのスクワットや筋力トレーニング、心肺機能を高めるためのウォーキングなどの有酸素運動など、日頃からのトレーニングが重要です。
  • 登山が初めての場合は、近くの手軽な山でのハイキングで登山に慣れておきましょう。
  • 富士山の登山シーズンが始まったら、富士山中腹や標高のやや高い山での登山を試してみましょう。装備のチェックにもなります。
  • 富士山中腹等のハイキングコース
  • その他のハイキングコース

富士山中腹等のハイキングコース

※登山道及び周辺の道路は通行止めの区間が一部ございます。正確な情報が必要な場合には各所に確認してください。

富士山五合目周辺のコース(山梨県)

  • 吉田ルートの登山口である富士スバルライン五合目(標高約2,300m)をスタートし、富士山中腹の自然に親しみながら歩けるコース(4コース)。古くから登山道として利用されてきた吉田口登山道、精進口登山道や御中道の一部が含まれます。グループを対象とした自然解説も行っています。

吉田口登山道(山梨県)

  • 富士吉田市内の北口本宮冨士浅間神社を起点として山頂へ至る古くからの登山道です。六合目で吉田ルート六合目と合流します。
  • 富士スバルライン五合目から山頂までの登山と合わせると、麓から山頂まで登った歴史をたどる登山が体験できます。

富士山休養林ハイキングコース(静岡県)

※一部立入禁止中
  • 富士山南麓の1,200~2,500m付近一帯に整備された13コースの登山道。宝永火口、二ツ塚、御殿庭など富士山一帯の多様な自然を楽しめます。
  • コースの一部には、古くからの登山道である須山口登山道を含み、歴史をたどりながら自然を満喫できます。

その他のハイキングコース

関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)

  • 関東地方1都6県を一周する長距離自然歩道です。丹沢、高尾山、秩父、筑波山など、関東地方の代表的な山が含まれています。登山初心者向けのハイキングコースも多くあるため、登山に慣れるために、区間を区切って利用すると良いでしょう。
  • その他の地方にも、それぞれ長距離自然歩道が整備されています。

富士山を感じるおすすめハイキングコース

過去の富士山日記で紹介された、富士山を感じるおすすめのハイキングコースをご紹介。
富士登山に向けた体力づくりの参考としてお役立て下さい。
(注) 過去の富士山日記のため、登山道等の状況が必ずしも現在の状態とは限りません。
   実際にハイキングコースを歩く場合には、必ず最新情報を別途、ご確認下さい。