位置と特徴

富士宮ルートは、富士宮口五合目を出発し、静岡県側(富士宮市内)の富士山南側から山頂を目指すルートです。

富士宮ルートの特徴

  • 4つの登山ルートのうち、最も標高の高い位置から出発するため、山頂までの距離が短い。
  • そのため、吉田ルートに次いで登山者が多い。
  • 全体的に傾斜が急で、やや岩場が多い。
  • 登山道と下山道が同じで、ルートを間違えにくい反面、混雑時は譲り合って登山することが必要。
位置図(地形図)

登山道の開通・閉鎖

開通時期

  • 例年7月10日に開通します。
  • 但し、他の登山ルートが開通している場合であっても、当ルートの登山道の状況によっては、開通が遅れたり、一時通行止めになる場合があります。
  • 下山道として利用することを予定している場合も、必ず下記で確認してください。

閉鎖時期

  • 例年9月10日に閉鎖します。
  • 但し、気候の状況によって異なりますので、必ず最新のお知らせ等で確認してください。
  • 閉山後は山頂を含め六合目以上の全ての山小屋・公衆トイレ等は冬季閉鎖となり、登下山道の整備も行われなくなります。夏と違って気象条件が厳しいだけでなく、落石・雪崩のリスクもあり大変危険です。開山期のような救護体制もありません。

【!】トイレの閉鎖に注意
閉山前に公衆トイレ及び山小屋が営業を終了することがあります。(特に8月下旬以降) これらがすべて終了すると吉田ルート上には登山道・下山道ともにトイレがありません。トイレの閉鎖時期や山小屋の営業期間も必ず確認してください。