
コースと施設
<登山道>
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スタート地点は、須走口五合目(標高 約2,000m)、山頂までの標高差 約1,700m。
須走口五合目 → 本八合目(吉田ルートとの合流まで)
- 売店やトイレ前を通り、登山道入口へ。登山道手前の総合案内板(あずまや内) で情報の確認を。
- 古御岳神社前からダケカンバの樹林帯の中を進みます。
- 本六合目付近まで、比較的緩やかな樹林帯の中を登り、森林限界を抜けるとどこからでもご来光や影富士を見ることができます。
<本八合目までの施設> ○須走口五合目
○六合目~本八合目
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本八合目(吉田ルート合流) → 山頂(久須志神社前)
- 本八合目で吉田ルートと合流し、混雑することがあります。
- 八合目以上は、富士山本宮浅間大社奥宮の境内地です。
- 最後の山小屋「御来光館」(八合五勺) を過ぎると、次は九合目の鳥居。
- 九合目の迎久須志神社を経て、最後の鳥居をくぐり、山頂の久須志神社前に到着。
<本八合目以上の施設> ・山小屋(本八合目:上江戸屋(胸突江戸屋)、八合五勺:御来光館、山頂:山口屋、扇屋) ※山小屋トイレ利用にはトイレチップが必要 |
<下山道>
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山頂 → 八合目「下江戸屋(江戸屋)」
- 須走ルートを下る場合は、下山専用の道を下ります。
- 八合目「下江戸屋(江戸屋)」までは吉田ルートと同じ道を通り、八合目で吉田ルートと分かれます。
(この間の標識には、須走ルートを示す赤色と吉田ルートを示す黄色の両方が表示されています 。
<山頂~八合目までの施設>
※下山道には山小屋がありませんが、登山道と下山道が併走する区間では山小屋のトイレが利用できます。
(山小屋トイレ利用にはトイレチップが必要) |
- 本八合目「富士山ホテル」~八合目「下江戸屋(江戸屋)」の区間に滑りやすい岩盤が露出していることがあります。転倒して骨折することもあり危険です。ストックを持っていたらストックを使い、万が一転んでも怪我をしないように腰を低くして慎重に通過して下さい。

八合目 → 須走口五合目
- 吉田ルートと分かれ、七合目からは「砂走り」と呼ばれる砂地の下山道を一直線に下ります。
- 七合目を過ぎると砂払い五合まで下山道にはトイレがないため注意。
- 「砂走り」が終了するポイント、砂払い五合には山小屋があります。
- 砂払い五合を過ぎると樹林帯。日没を過ぎると登山道は暗くなるため、夜間登山を予定していない場合でもヘッドランプが必須。
- 樹林帯を抜け、須走口五合目に到着。
<八合目以下の施設>
※トイレが利用可能。
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【!】トイレ利用には小銭が必要
トイレには維持管理費がかかります。チップ制(協力金)へのご協力をお願いします。料金は100円~300円程度です。
【!】トイレの注意事項に従って
トイレはすべて環境配慮型ですが、トイレによって処理方法が異なり、利用ルールも異なりますので、各トイレの注意事項に従ってください。
主要施設
救護所
須走ルートには、ありません。
【!】救護や救援が必要な緊急の場合は、110番もしくは119番に連絡を。
登山情報提供施設

富士山須走口インフォメーションセンター
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富士山須走口インフォメーションセンター
- バス停留所手前(駐車場入口付近)にあります。
- 富士登山ナビゲーター(常駐)が登山道や気象情報等、登山に必要な情報を提供しています。(開山期間中のみ)
- 登山道の案内チラシを配布し、山小屋の予約情報も提供しています。
- 登山シーズン中、御殿場警察署富士山須走口臨時警備派出所が併設されます。
※富士登山ナビゲーター:外国語にも対応し、登山道情報を提供しています。
※富士山エコレンジャー:シャトルバス内や登山道では、マナー啓発や自然解説をする「ふじさんネットワーク」に所属するボランティアがいます。
売店・休憩所
- 須走口五合目の売店(2軒)は、11月ごろまで営業します。
- 五合目の売店や山小屋では登山に必要な装備は販売していないため、必ず事前に装備を整えてください。(水や簡易な装備は販売)
- 登山道上の山小屋でも水は販売しています。
- 須走口五合目の売店は、山小屋も兼ねているため休憩や宿泊が可能です。
※五合目駐車場に関しては、アクセスとマイカー規制のページをご確認下さい。